習近平国家主席は7日、ドイツのハンブルクで英国のメイ首相と会談しました。

　習主席はこの中で、「去年9月、20ヵ国・地域（G20）杭州サミットで首相と会った際、中英関係の『黄金時代』の方向性を決定した。双方の共同努力の下で、中英間の戦略的相互信頼が深まり、各分野における実務的協力が新たなレベルへ引き上げられた。今年は中英が大使級外交関係を結んで45周年に当たり、両国関係は新たな発展のチャンスに恵まれている」として、各分野における実務的な交流と協力を強化するとともに、中英ハイレベル人的・文化交流メカニズム構築5周年という節目を契機に民間往来と青年交流を密に行い、国際協力を強化していく考えを示しました。

　これに対して、メイ首相は「英国は英中間の21世紀に向けたグローバルで全面的な戦略パートナー関係の構築に尽力し、両国関係の『黄金時代』を推進していく」として、両国間のハイレベル対話メカニズムを生かし、中国との貿易、投資、人的・文化、安全などの交流と協力を強化し、国際問題や地域問題に関する意思疎通と協調性を深めたいとの姿勢を示しました。（ヒガシ、謙）