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習主席、露大統領と会談

2017-07-05 13:44:59     cri    

 習近平国家主席は4日、クレムリンでロシアのプーチン大統領と会談しました。両首脳は両国の友好と関係発展を評価し、平等と信頼、相互の支持、共同繁栄、長きにわたる友好の全面的な戦略協力パートナー関係を構築し、両国民ないし各国国民に利益を与えることで合意しました。

 習主席は「中国とロシアは良き隣国で、良きパートナーである。その全面的な戦略協力パートナー関係は両国と両国民の利益に適うものであり、発展の潜在力を持っている。良好な関係発展は、両国の安定維持や、振興、世界の平和、安定、繁栄にプラスに働く」と指摘しました。

 また、習主席は、「プーチン大統領との交流は両国関係の発展に原動力を注いだ。両国は相手国の根本的利益に関わる問題において支持し合い、『一帯一路』イニシアティブをユーラシア経済連盟とリンクさせ、投資、エネルギー、人文、地方などの分野における協力を行って、国際問題と地域問題の解決に向けて効果的な協力をしなければならない」と強調しました。

 一方、プーチン大統領は、「相互の信頼関係と、完全な協力メカニズムを持つことが、ロシアと中国の関係における優位点だ。習主席との間に良好な仕事上の関係と厚い友情を築いてきた。今回の訪問期間中、習主席とは相互信頼性と各分野における実務協力の強化、人的交流の深化、国際問題と地域問題に関する共通認識をめぐって意見を交わした」と示しました。

 今回の会談で、双方は国際情勢の変化に関わらず、「中露善隣友好協力条約」を守り、両首脳の共通認識に基づいて、相手国の主権維持、安全、領土保全のために払う努力や、相手国の実情に合わせた発展の道を歩むこと、相手国の発展と振興などを支持し合っていくことで合意しました。

 また、双方は両首脳が両国関係に対する指導の役割を果たし、ハイレベル交流を保ちながら、協力メカニズムを生かして、立法機関の協力や政府部門、地方と民間団体の交流と協力を強めていくことで意見が一致しました。

 そのほか、双方は5月に北京で開かれた「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを評価しました。今後、ユーラシア経済連盟とのリンクを進め、貿易発展と投資を推進し、再生可能エネルギー、石炭、水力発電の分野における協力を推し進め、交通とインフラ施設、科学技術、イノベーション、航空宇宙、サイバーセキュリティー、工業、通信、農業、金融、環境保護、北極の開発、安全などの分野における協力を行っていく方針です。

 会談後、プーチン大統領は習主席にロシアの最高勲章である聖アンドレイ勲章を授与しました。(殷、謙)

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