習近平国家主席は3日、特別機でモスクワ入りし、ロシアに対する公式訪問を始めました。

　空港で行われた歓迎セレモニーで習主席は、「現在、中露の全面的な戦略的協力パートナーシップが歴史上最も良好な時期にある。双方は互いの核心的な利益にかかわる問題において断固として支持し合い、成長戦略のドッキングおよび『一帯一路』構築とユーラシア経済連合とのドッキングを積極的に推進している。また、複雑で不確実性が増す国際情勢に直面する中、中国とロシアは大国としての役割と責任を発揮し、互恵協力を中心とする新しい国際関係の手本を示し、地域と世界の平和・安定を守るため、強力なプラスのエネルギーによる貢献をしてきた」と述べました。

　また、主席就任後6回目となる今回のロシアへの公式訪問について、「プーチン大統領と両国関係の深化や各分野における協力の推進、および共に関心を寄せる重要な国際問題と地域問題について踏み込んだ意見交換をするほか、社会各界の識者と幅広く接触・交流したい」と示しました。（ZHL、謙）