習近平国家主席は今月初旬に、ロシアを公式訪問する予定です。両国首脳による今年三回目の首脳会合となり、両国関係の発展のために戦略的配置を行います。ロシア各界では習主席の訪問に期待の声が上がっています。
ロシア駐在の李輝中国大使はこのほど、CRIのインタビューに応じた際「両国元首は双方に関する一連の重要な問題、特に、両国の全面的な戦略協力パートナーシップを推進していく。また、『一帯一路』の建設と欧州アジア経済連盟を結びつけていき、世界ガバナンス問題などの重要な国際問題について建設的な意見を交わすことになる」と述べました。
ロシア連邦議会議員で、ロシア中国友好協会のメゼンツェフ会長は「ロシアと中国が相互信頼と友好な双方関係を結び、両国政府は頻繁に交流している。現在、5つの中国・ロシア政府レベル委員会が設立され、未来に目を向けた双方関係を推進している」とした上で、「プーチン大統領は欧州アジアパートナーシップを建設するとの提案を提出している。ロシアは中国及び上海協力機構や東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国とより広範な地域経済一体化を建設していきたい」と述べました。
また、中国ロシア友好協会のガリーナ副会長は「習主席の訪問は両国の全面的戦略協力パートナーシップの発展をさらに推進することになる。今、プーチン大統領だけでなく、世界の多くの国家元首が中国の主張に賛成している。今回の訪問ではより多くの提案に加えて、両国関係の発展だけに留まらない世界の平和と公平な協力を推進していくことにも期待する」と述べました。
さらにロシア科学院極東所の盧賈寧所長は「習主席の訪問は世界の安全、安定、発展など双方及び国際問題について飛躍的な進展を推進することになる。また、双方はエネルギー、交通、金融、イノベーションなどの分野で協力を推進することができる」と述べました。
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