第15回東アジアフォーラムが30日、湖南省長沙市で開幕しました。
今回のフォーラムは東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国と中国、日本、韓国の3カ国を加えた「『ASEAN+3』協力20周年―東アジア経済共同体に邁進する」をテーマに、ASEANと中日韓協力20年来のプロセスを回顧、展望し、また踏み込んだ討議を行います。
(開幕写真)
これに先立って「ASEAN+3」協力20周年記念コンサートが29日夜、長沙市で開催されました。中国外務省の劉振民外務次官と湖南省の何報翔副省長、ベトナムのグエン・コック・ズン外務次官はコンサート現場に姿を現しました。コンサートでは、湖南省の伝統的な民族管弦楽による演奏、地方劇の花鼓戯などが披露され、フォーラム参加の各国代表からの盛んな拍手と歓声を受けました。
(フォーラム起動式)
(湖南省の伝統的な民族管弦楽による演奏)
(花鼓戯「劉海砍樵」)
(毛沢東の詩『沁园春・長沙』を大合唱)
(会場の様子)
なお、東アジアフォーラムは2003年に設立され、これまでに日本の京都、韓国のソウル、ベトナムのダラットなどで開催されました。今年は『ASEAN+3』協力20周年にあたり、この節目の年を契機に、東アジア経済共同体の設立がきっと推進されるでしょう。(取材・写真:趙雲莎)
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