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国務院の楊潔チ国務長官は現地時間21日、ワシントンでアメリカのティラーソン国務長官およびマティス国防長官と共に、第1回中米外交安全対話を主宰しました。中央軍事委員会委員である房峰輝・連合参謀部参謀長らも対話に出席し、双方は中米関係および共に関心を寄せる課題について踏み込んだ意見交換を行い、以下の共通認識に達しました。
一、中米首脳マール・ア・ラーゴ会談以降の両国関係発展を積極的に評価し、会談で達した共通認識に基づき、引き続き互恵協力分野の拡大に力を注ぎ、相互尊重の上で意見の相違をコントロールして、長期にわたる健全かつ安定的な両国関係の発展を促す。
二、密接なハイレベル交流を保つ重要性を認識し、7月に行われる両国首脳ハンブルク会合およびトランプ大統領の年内訪中で積極的な成果が上げられるよう努める。
三、対話と協力を通じて、アジア太平洋地域の平和、安定と繁栄の促進に尽力し、中米交流基本原則の改善について討論する。
四、南海の平和・安定維持を支持し、1982年の『国連海洋法条約』を含む国際法原則に基づき、争議は友好的な協商を通じた平和的手段で解決し、対話によりコントロールすることを後押しする。
五、全面的で精査可能な、不可逆な方法で朝鮮半島の非核化を実現させ、半島の平和と安定を維持することと、国連安保理の朝鮮に関する決議の重要性を再び強調する。その上で全面的かつ厳格に決議に従い、関連対話と話し合いを促すよう努め、朝鮮半島核問題について引き続き交流と協力を保っていく。(怡康、謙)
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