関連写真:汪清県天橋嶺鎮
天橋嶺鎮キクラゲ生産基地
吉林省延辺朝鮮族自治州では、伝統的にキクラゲの栽培が行われています。特に有名なのが、同自治州汪清県の天橋嶺鎮で、「キクラゲの里」と呼ばれています。天橋嶺鎮は1990年代からキクラゲ栽培を開始し、2014年に国家級のキクラゲ栽培のモデル基地に認定されました。
天橋嶺鎮は典型的な山間の小さな町です。人口に対する耕地が少ないため、農作業による貧困からの脱出が困難でした。そんな時に政府の支援の下で力を入れ始めたのがキクラゲの栽培です。それから数年後で、キクラゲ栽培は天橋嶺鎮の基幹産業となりました。それまでの、エネルギーコストのかかる小規模な生産場でのキクラゲ栽培は、省エネで大規模な栽培へとモデルチェンジしました。
現在、天橋嶺鎮は自治州内最大のキクラゲ栽培基地になり、16の協同組合と、1000人以上の組合員を有しています。
同鎮は電子商取引のプラットフォーラムを活用することで、2016年のキクラゲをはじめとする農業副産物の取引量は1万6000トン、取引額が8億元に達しています。(殷、謙)
キクラゲ栽培のモデル基地
収穫作業中の農民
栽培中のキクラゲ
キクラゲの乾燥
ネット販売について紹介する職員
キクラゲ卸売センター
林業からキクラゲ栽培への産業モデルチェンジを語る林業局の担当者
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