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フィリピンのアベラ大統領報道官は20日、「フィリピン軍は、反政府武装勢力『マウテ・グループ』を壊滅させる力を有している。米軍との軍事提携は現状を維持すべきである」との考えを示しました。
このほど、米議会でマティス米国防長官がフィリピン南部における戦闘への米軍の参加状況を説明した際、ある議員が、「フィリピン南部のミンダナオ島はテロリストの新たな拠点になる恐れがある。この地区の情勢が制御不能になることを防ぐため、兵力を増やすべきである」と指摘しました。
これを受けて、フィリピンのアベラ報道官は20日に開かれた記者会見で、「ミンダナオ島に位置するマラウィ市は、過激派組織『イスラム国』の拠点にはなりえない。『マウテ・グループ』などの反政府武装勢力が企てた、マラウィ市の占拠も阻止した。米軍の役割は技術支援である。これは憲法で定められ、厳格に順守すべきものだ」と強調しました。(非、謙)
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