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半島情勢緩和への努力を朝韓両国に期待=外務省

2017-06-16 18:10:28     cri    

 外務省の陸慷報道官は16日、北京で行われた定例記者会見の場で、朝鮮と韓国がこのほど朝鮮半島の情勢緩和に向けポジティブなシグナルを発したことに歓迎の意を表し、さらに「朝韓両国がお互いに善意を発信し、朝鮮半島情勢の緊張緩和や、対話と協議の再開のために積極的役割を果たすことを期待する」と述べました。

 報道によりますと、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、『6・15共同宣言』17周年記念式に出席、「朝鮮側が核とミサイルの新たな挑発を行わなければ、無条件で朝鮮側との対話に応じたい」との意向を示しました。その一方で、朝鮮の祖国平和統一委員会もこのほど声明を発表、「民族自主、同民族への敵意の解消、軍事的緊張の緩和」という、朝韓関係の発展に向けた3つの原則的立場を打ち出しました。

 これについて、陸報道官は「朝鮮と韓国が同じ民族として、両国関係の改善や、和解と協力の推進に取り組むことは、双方の根本的利益に合致するものであり、地域の平和と発展の促進にもプラスとなるものだ。目下の情勢下においては、朝韓両国がお互いに善意を発信し、朝鮮半島情勢の緊張緩和や、対話と協議の再開のために積極的役割を果たすことを期待する」とコメントしました。(洋、む)

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