世界の100以上の国と地域から600人以上の代表が出席する、第2回世界華僑華人商工大会が12日、北京で開幕しました。李克強首相は12日午前、北京の人民大会堂でこれら600人以上の代表と会見、重要な談話を発表しました。

　李首相は、この談話の中で、代表らが、資金、技術、管理、ビジネスネットワークと人材の優位性を生かして、国内のイノベーションと発展事業に参加すること、国内外をリンクし、リソースを掌握する代表らの独特な優位性を生かして、「一帯一路」の建設及び中国と世界各国の間における経済貿易の協力に積極参加し、3者間の協力を拡大し、互恵を実現させること、海外に中国文化の価値と理念及び中国人の「和をもって尊きとする、和を以って美となす」という良いイメージを伝え、中国と外国の様々な分野での協力の基礎を築くことなど、華僑と華人の代表に対する3つの期待を語りました。

また最後に、李首相は、大陸と台湾は一つの中国に属しており、代表らには、1つの中国の政策を守り、九二共通認識の肯定を促すとともに、中国の平和統一事業に貢献するよう呼びかけました。（任春生、む）