中国の青島で二日間にわたって開かれた2017アジアメディアサミットは7日午後、『メディアと世界の持続可能な開発に関する青島宣言』を発表して閉幕しました。

　『宣言』では、当面の世界が貧困や衝突、経済のアンバランス、環境の悪化、気候変動などを含む多くの差し迫ったチャレンジに直面し、協調の取れた行動をいち早く起こして社会の発展と進歩を推進する必要があるとして、従来のメディアとニューメディアを問わず、メディア従業者は持続可能な開発に貢献するべきだと強調しました。

　『宣言』は「メディアは持続可能な開発に関する情報コミュニケーションでなすべき役割を果たすと共に、メディア資源の最適化、持続可能な開発の目標実現の進展への追跡、メディア研修の提供、非主流層への関心、人々のメディア・リテラシーの向上及びメディア従業者の身の安全確保などの面で職責を履行することを約束しました。（ヒガシ）