中国共産党の習近平総書記の著書『習近平 国政運営を語る』（原題『習近平談治国理政』）のカザフ語版の出版式が6日、カザフスタンの首都アスタナで行われました。中国共産党中央宣伝部の庹震副部長やカザフスタン駐在の張漢暉大使、カザフスタン大統領弁公庁のバヘティテム・ティムルバラト副主任など、両国各界の代表200人が出席しました。

　中国共産党中央宣伝部の庹副部長は、出版式で挨拶し、「『習近平 国政運営を語る』のカザフ語版の出版は、カザフスタンの人々が中国を理解する窓口となる。そして、両国が国政運営の経験を交流するための新しいプラットフォームとして、両国の友情を深める新たな証となるだろう」と指摘しました。

　また、ティムルバラト副主任は、「『習近平 国政運営を語る』カザフ語版の出版は、カザフスタンの国政運営に啓発をもたらしてくれると信じている。カザフスタンの読者らは、この書籍を通して、中国の特色ある社会主義や中国人民が『中国の夢』を実現させる構想、中国の指導者の国政運営に関する戦略的な思考などを知ることができる」と高く評価しました。

　なお、『習近平 国政運営を語る』には2012年11月から2014年6月までの習総書記の談話、講演、演説、質疑応答、指示、祝電など79件が収録されているほか、習総書記の各時代の写真45枚も掲載され、これまでに21の言語で出版されています。（藍、星）