日本の和歌山県にある白浜アドベンチャーワールドは4日、送別会を開き、5日に中国の成都パンダ繁育研究基地に戻る予定のパンダ3頭に別れを告げました。日本各地からパンダ愛好者数百人が送別会に参加しました。

　3頭のパンダは、6歳の性別の異なる双子の「海浜」（かいひん・オス・兄）と「陽浜」（ようひん・妹）、そして4歳の妹の「優浜」（ゆうひん）です。この3頭は中日両国のパンダ専門家の飼育でたくましく育ち、繁殖期になったため、帰国して交配相手を探すことが契約で決められています。

　成都パンダ繁育研究基地のスタッフ楊苡氏は「1994年から日本の和歌山県の白浜アドベンチャーワールドとパンダの共同研究を始めた。この12年間、双方は共同で合計10回、15頭のパンダの繁殖に成功した。そのうち、8頭は既に帰国している」と紹介しました。（殷、む）