李克強首相は5月31日と6月1日の両日、ドイツを訪問し、メルケル首相と年次会合を行います。ドイツ駐在の史明徳中国大使は李首相のドイツ訪問の主要任務、注視点、両国協力の未来や潜在力などといった問題について、当放送局記者のインタビューを受けました。

　史大使は「今年は両国国交樹立45周年に当たっている。この45年間、両国関係は紆余曲折を経ながら発展し、全体的に見れば安定的で効果のあるものだった。李首相の訪問の目的はこの45年間の両国関係の発展ぶりを振り返り、両国協力の新しい分野を定め、方向性を指し示すことにある」と述べました。

　また、史大使は「ヨーロッパが複雑な情勢に直面し、世界範囲で不確定要素が増えている今日、李首相が3回目のドイツ訪問を行うことは中央ヨーロッパと両国関係にとって、重要な意義があるだけでなく、経済のグローバル化、貿易自由化、投資利便化のプロセスを推進していくシグナルを送る契機を双方に与える」と見ています。（殷、kokusei）