20170531news6
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アメリカ国防総省ミサイル防衛局が30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を想定した初の迎撃実験に成功したと発表しました。
それによりますと、アメリカ軍は当日、西太平洋のマーシャル諸島・クエゼリン環礁にあるミサイル発射場から模擬のICBMを打ち上げた後、洋上のXバンドレーダーおよびその他のセンサーで模擬のICBMを監視・追尾して集めたデータを分析・計算した結果に基づいて、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に配備されたミサイル防衛システムで迎撃のミサイルを打ち上げ、模擬のICBMを撃ち落したということです。
ミサイル防衛局のシリング局長は迎撃実験の成功について「見事な成果であり、現実の脅威に対して信頼性のある手段で抑止できることを表明した」と強調しました。
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