外務省のウェブサイトよりますと、24日、ドイツのガブリエル副首相兼外相は、王毅外相と会談した際、「各方面は『中国の世界貿易機関(WTO)加盟議定書』第15条を履行する義務があると同時に、EUの関連法律の改正はいかなる国をも差別の対象としてはならず、WTOの規則に合致するものでなければならない」と語りました。
これについて、陸報道官は、「この発言は、ドイツ政府の責任ある態度の表れであり、中国はこれを高く評価する」とした上で、「世界中で保護主義が台頭する中、世界の主要経済国が多国間貿易ルールに対してとる態度は、最終的にはすべてその国の根本的利益に影響を及ぼすこととなる。EUがいち早く条項を履行することは、EUが約束を守り、規則を遵守するという責任あるイメージを世界に示すだけでなく、中国と共に自由で開放的な多国間貿易システムを守るという積極的なシグナルを世界に向けて発信することにもつながるものだ」と語りました。(RYU、む)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |