デニソフ駐中国ロシア大使が「一帯一路」国際協力フォーラムを前に中国国際放送局の取材を受け、「『一帯一路』構想の提唱は目下の世界発展の趨勢に合致するものだ。その開放性によってますます多くの国や地域の参加を引き付けている」と述べました。
デニソフ大使はその中で「中国が提出した『一帯一路』構想には開放性があり、それによって世界各国の支持を得られている」として、「参加国の数からも『一帯一路』構想はすでに世界最大規模の一体化プロジェクトになっていて、グローバルな性質を持っている」と示しました。
さらに、「中国はいかなる国にも圧力をかけることなく、『一帯一路』構想に参加するかどうかは各国の希望に任せている。国の大小や、先進国か発展途上国かを問わず、全ての参加国にとっての利益が見えている。これが『一帯一路』構想の独創性だと考えている」と述べました。
デニソフ大使はまた、目前に控えた「一帯一路」国際協力フォーラムについて、「参加国が増え、一体化が進むにつれて、交渉の難易度が上がり、目標達成は難しくなっていく。忘れてはならないのは、我々はスタート地点にいて、今後、たくさんの作業をこなす必要があるというころだ。北京でのサミットが、コンセプトを議論する段階から実際の行動へ移行する転換点になるよう望んでいる」と述べました。(ヒガシ、謙)
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