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11日午後、習近平主席は北京の人民大会堂で、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席と会談しました。両元首は共に、「現在の二国間関係の前向きな勢いを保ちながら、各分野における協力を促していく。同時に、全面的な戦略協力パートナー関係の新たなレベルアップに力を入れて、両国と両国民により多くの利益をもたらす」と確認しました。
また、習主席は、「まもなく開かれる『一帯一路』国際協力サミットは、各側の共通認識を強化し、国際協力を深めていく上で有益である」と述べ、その上で、「ベトナムは『一帯一路』関係国の中でも重要な国家である。今回のサミットを契機に、中国とベトナムの発展戦略の連結を強化し、各分野における実務協力を推し進めて、両国の共生共栄を実現していくことを望んでいる」と強調しました。
これを受けて、クアン主席は、「ベトナムと中国はハイレベルの相互訪問を保ち、両国両党の交流協力メカニズムの役割を発揮させていく必要がある」と強調しました。さらに、「経済貿易や、農業、環境、インフラ、観光などの分野および、『一帯一路』構築での実務協力を拡大するとともに、両国の意見の不一致に適切に対応し、引き続き海上協力を推し進めていく必要がある」と述べました。このほか、「中国が国際問題と地域問題でより重要な役割を発揮していくことを支持する」としました。
なお、チャン・ダイ・クアン主席の中国訪問は、習近平主席の招きに応じたもので、14日に開幕する「一帯一路」国際協力サミットに関連して、習主席が迎えた初の参加者でもあります。(朱、謙)
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