セネガルのマッキー・サル大統領は現地時間8日ダカールで、セネガルを訪問中の中国の李源潮国家副主席と会談しました。

　李副主席は訪問の目的について、両国首脳が達成した共通認識、および、中国・アフリカ協力フォーラムジョーバーグサミットで獲得した成果の確実な実施を促し、両国の国民に福祉をもたらすことにあると述べました。

　李副主席は「習近平国家主席が打ち出した『真、実、親、誠』（ 真心、有言実行、親近、誠実）という対アフリカ政策の理念を堅持し、セネガルと各レベルでの交流を緊密化し、互恵協力を強め、安全保障や国際問題における協調を保ち続け、両国関係のより大きな発展を推し進めていきたい」と述べました。

　サル大統領は、「セネガルは『一つの中国』の政策を堅持し、南海問題における中国の立場を支持し、『一帯一路』（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築計画）を高く重視している」とし、中国と手を携えて共同発展を推進していく考えを示しました。（ZHL、Kokusei）