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チベット高原青海湖、10年で100平方キロ拡大

2017-05-08 17:00:25     cri    
 ここ数年、地球温暖化によって、青海チベット高原の温暖化・多湿化が深刻になり、インド洋からの季節風の強まりもあることから、青海湖の面積は2007年から2016年の間に、108.18平方キロ拡大しました。

 青海省気象科学研究所のシニアエンジニア劉宝康氏は、「青海湖は中国最大の内陸かん水湖である。青海チベット高原北東部の生態環境を維持する重要な湖として、西部砂漠化が東へ広がることを阻止でき、区域内では気候を調整する最も重要な役割を果たしている。青海湖の生態特徴と変遷は、青海チベット高原の生態環境が変化する勢いを物語っている」と示しました。

 劉氏は「4月28日の衛星遠隔計測では、青海湖は面積が4425.38平方キロあり、昨年同期より49平方キロ、ここ十年間の平均値では108.18平方キロ拡大し、ここ17年間で最大面積になった」と説明しました。

 青海湖の面積が毎年増えつつあることは流域の降水量増加と関連があると見られています。

 青海省気候センターは「5月の湖沿いの気温は例年より高く、降水量が多くなっている。この時期の青海湖の面積は依然として大きい」と予測しています。(殷、星)

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