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シリア、「安全地帯」設置協議が発効

2017-05-06 13:55:02     cri    

 シリアの新聞『祖国報』のウェブサイトは6日、シリアで「安全地帯」を設置する協議内容について、6日の0時に発効することを明らかにしました。

 ロシアがこのほど、シリア北部のイドリブ県、中部のホムス県、ダマスカス郊外及び南部地域でそれぞれ「安全地帯」を設置して、その周辺に警戒線を画定し、検査ステーションを設けて、衝突の発生を防止することを提案しました。ロシア、トルコ、イランは「安全地帯」の保証人として、域内の停戦状況を監督することができます。このほか、過激派勢力は域内で活動することができません。

 ロシア、トルコ、イランの三カ国は4日、カザフスタンの首都アスタナでシリアにおける4つの「安全地帯」の設置をめぐる覚書に署名しました。これについて、ロシア高官は、「安全地帯」の設置によってシリア政府と反対派が停戦状態を維持し、適時に政治的和平交渉を再開することにプラスとなるとの見方を示しました。

 国連のグテーレス事務総長は4日、報道官を通じて、「安全地帯」の協議達成に喜びを示し、政治的手段によるシリア問題解決の重要性を主張することを歓迎しました。(ヒガシ、星)

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