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シリアのシーア派襲撃事件で死者112人に

2017-04-17 15:36:24     cri    

 シリアのアレッポ西部にあるラシディーンで15日、シーア派の退避住民数千人を乗せた車の列が、自動車爆弾テロによる襲撃を受けました。これについて、シリアの高官は16日、今回の襲撃事件で112人が死亡、100人余りが負傷したと明らかにしました。

 シリア国営通信の報道によりますと、シリア北部のアレッポ市で地元の高官と住民らが同事件を非難するための大規模な集会を開いたということです。

 国連のグテーレス事務総長は15日、スポークスマンを通じて声明を発表し、退避住民を標的とした襲撃事件を非難し、襲撃者の早期逮捕を呼びかけました。

 シリア政府と反体制派武装勢力はこのほど、14日に反体制派武装組織のメンバーとその家族合わせて2300人余りを首都ダマスカスの北部にあるザバダ二とマダヤから、反体制派武装勢力が支配するイドリブ県へ移送し、それと同時に約5000人のシーア派住民を反体制派武装勢力の包囲下にあるイドリブ県のケフラヤとフアからアレッポへ移送する計画について、一度は合意しました。しかし、反体制派武装勢力は、シーア派退避住民の車列がラシディーンからアレッポへ入るのを一時的に阻止したということです。(洋、謙)

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