イランの現地メディアが15日に報道したところによりますと、イラン西部と西北部地域で豪雨による土砂崩れが起き、これまでに35人が死亡、8人が行方不明になっています。
イラン危機管理機構のイスマイル・ナッジャール主席は、洪水と土砂崩れは14日午後からの豪雨によるもので、最も深刻な被害に見舞われたのは西北部都市アザーシャーとアジャブシルだと発表しました。また、東アゼルバイジャン州危機管理機構の情報では、アザーシャーでは14人が死亡したほか、少なくとも3人が行方不明に、アジャブシルでは15人が死亡、4人が行方不明になっているということです。
この他にも、ナッジャール主席は、「西アゼルバイジャン州では、橋の崩壊で自転車に乗っていた12歳の子供が洪水に巻き込まれた他、コルデスターン州でも死亡者が4人出ている。また、現時点では約1000人が救援サービスを受けているほか、77人が緊急退避し、7人が病院に運ばれている」との情報を発表しました。(怡康、む)
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