世界最大の鉄道車両メーカー中国中車グループ傘下の中車株州電力車両社は、マレーシアに子会社2社と合弁会社1社を設け、それぞれ列車の修理メンテナンス、車両の製造を営んでいます。これらの会社では、マレーシア国籍の従業員が会社の現地化政策における宝であり、現地化を進めるうえでの優位性を示す存在と見做されています。
中車株州電力車両社は2010年にマレーシアに電気車両を提供して以来、子会社の現地化、とりわけ、現地の従業員の募集と養成を重要視してきました。現在、子会社で働く社員の80%が現地採用社員で、子会社であるクアラルンプール中車修理メンテナンス社で働く300人余りの社員はほとんどが現地採用です。
同社はマレーシアでの従業員募集に当たっては、公開・透明化の原則を貫いており、地元の若者はインターネットなど様々なルートで採用情報を知ることができます。本社から派遣された社員らも、現地採用社員の生活や仕事の習慣を尊重しているほか、社員研修に関しても、現地採用社員を重要視しているとのことです。(Mou、む)
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