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李克強首相は12日午後、北京を訪問しているサントメ・プリンシペのパトリス・トロヴォアダ首相と会談しました。
李首相は、両国の国交正常化が去年12月に実現したことについて、「時代の大勢に適応しており、サントメ・プリンシペと国民の利益につながる」と示した上で、「一つの中国」の原則を順守するよう求めました。
李首相はまた、「中国はサントメ・プリンシペと共に、互いの優位性をいかして、経済発展戦略をリンクさせ、両国の5カ年枠組み協力協定の実施を推進していきたい」と述べ、観光サービスや農業・水産業、インフラ整備などの分野における互恵協力の展開に期待を示すとともに、留学生の受け入れや医療チームの派遣など、サントメ・プリンシペのニーズに合わせてできるかぎりの援助を提供していくことを約束しました。
これに対して、トロヴォアダ首相は、「サントメ・プリンシペと中国の国交回復は両国関係発展の新しい一ページを開いた。このことは、両国の友好協力関係を必ず推進させるだろう」と述べ、「一つの中国」の政策を断固として堅持し、中国の主権と中国が関心を寄せる重要問題を尊重し、双方の政治的な信頼関係を固めていく決意を示しました。
また、双方の協力枠組み協定の履行を推進し、中国企業の投資を受け入れる環境づくりを進めるほか、観光業や水産業、インフラ整備、人材育成など各分野での協力を強め、サントメ・プリンシペの経済発展を牽引していく考えを示しました。(ZHL、謙)
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