イラクの軍当局は11日に行われた記者会見で、「政府軍は、約2年間の掃討作戦によって、過激派組織『イスラム国』に占領された領土のほとんどを奪還した。これで、国内の『イスラム国』占領地は、ほぼ消滅した」と明らかにしました。
イラク軍当局によりますと、3月31日時点、「イスラム国」支配下にあるイラクの領土面積は、2014年の40%から6.8%まで縮小しました。北西部のモスル市では、東部地区は1月に解放されたものの、西部地区は道路が狭く人口が密集しているため、掃討作戦の遂行に影響を受けています。
現在、「イスラム国」の勢力は、モスル市の西部地区や、北部のタッル・アファル市及び西部にあるシリアの国境に近いカーイムなどに限られているということです。(朱 keiko)
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