習近平国家主席は10日北京で、ミャンマーのティン・チョウ大統領と会談を行いました。両首脳は「両国関係の持続的かつ健全で安定した発展は両国民により多くの福祉をもたらす」として一致しました。

　習主席は、「国交樹立から67年間、両国関係は平和共存五原則の下で著しい進展を遂げ、両国民に確実な利益をもたらしている」と高く評価し、今後の関係について、「ハイレベルの往来を強め、国政運営の経験に関する交流を拡大し、互いの核心的利益に関わる重要な問題について支持し合うほか、文化、教育、青少年交流、保健、観光、メディア、宗教など、多分野における交流と協力を推し進め、両国の友好的な民意の基礎固めを絶えず続けていく」と示しました。

　これに対し、ティン・チョウ大統領は、これまで中国政府がミャンマーの発展に多大な支援を行い、国際事務をサポートしてきたことに感謝の意を表し、「一つの中国」という政策を堅持すること、「一帯一路」の建設に積極的に参加すること、そしてインフラ建設や国境経済協力エリアなどの重点プロジェクトで中国との連携を密にしていくという考えを示しました。（Lin、謙）