習近平国家主席とトランプ大統領は4月6日と7日の2日間、フロリダ州の別荘で会談する予定です。これについて、米ブルッキングス研究所ジョン・ソーントン中国センターの李成ディレクターは「今回の中米首脳会談は両国関係の方向を定めるものだ」との見解を示しました。
李ディレクターは「数年前からトランプ大統領就任後までの間に中米関係は揺れ動いていたが、速やかに正確な軌道に戻った。中国指導者は21世紀における最も重要な両国関係への対応で、大きな知恵を活かした。今回の中米首脳会談ではテロ対策、核拡散防止などの安全保障問題は重要なことだが、最も重要なのは中米関係の今後の戦略的方向性を定めることだ。米政府のアジア太平洋政策について、ソーントン国務次官補代行は『オバマ政権の再均衡政策は既に終わり、トランプ大統領は新しい方式を取り入れる』と述べた。また、今後の戦略的枠組みについて北京を訪問したティラーソン国務長官は『衝突、対抗せず、相互尊重、互恵協力』という新しい大国関係に関する中国政府の立場を引用した。これは中米関係におけるトランプ大統領の構想を表したものである」と述べました。(ジョウ、星)
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