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習近平国家主席、セルビア大統領と会談

2017-03-31 10:23:38     cri    


 習近平国家主席は30日、北京の人民大会堂でセルビアのニコリッチ大統領と会談を行いました。両元首は、中国とセルビアは全面的戦略パートナー関係の発展で絶え間なく成果を収め、両国国民に福祉をもたらすよう推進していくことで意見が一致しました。

 席上、習主席は「中国・セルビア関係は発展の見通しが明るい。去年6月にセルビア訪問を成功裏に収め、ニコリッチ大統領とともに『全面的戦略パートナー関係に関する中国・セルビア合同声明』に署名し、両国関係の新しい一ページを開いた。中国はセルビアとともに、両国間の全天候型の友好関係を固め、各分野における互恵協力を全面的に深化させていきたい。そして、ハイレベル往来の勢いを保ち、両国政府や立法機関、政党、地方政府など各方面の交流を強化し、国際事務における協調と協力を密接にする。また、『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想を、セルビアの国家戦略と結び付け、ハンガリー・セルビア鉄道など工事中の大規模プロジェクトを安定して推し進め、工業ゾーンの合同開発に向けて協議を速めていく。それとともにインフラ整備や生産能力協力、産業開発の相互促進を実現させ、農業、バイオ医薬、再生可能エネルギーなどの協力を強めていく」と述べました。

 さらに習主席は「中国・中東欧諸国の『16+1協力』は全面的かつ急速に発展している」と評価し、セルビアが両国協力と「16+1」協力とを効果的に繋げて、中国と中東欧諸国との協力をより高い水準に引き上げ、安定的に進めることに期待を示しました。

 これに対し、ニコリッチ大統領は「セルビア国民は中国人民に真摯なる友情を持っている。中国の収めた偉大な発展成果に心から敬服の意を表し、中国が国際や地域事務でより大きな役割を果たすよう望む」と示し、中国が国家間の関係発展において相互尊重と平等を終始堅持していることを高く評価し、「一つの中国」政策を変わることなく支持するとの立場を表明しました。さらに、「インフラ整備、生産能力などにおける協力を強化し、『一帯一路』の建設に積極的に加わり、中国と中東欧諸国との互恵協力の推進に寄与していく」と述べました。(Mou、星)

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