李克強首相は5日、全人代開幕式で政府活動報告を行い、「この1年、我々はイノベーションによる牽引を強化し、新なダイナミクスの急速な成長をもたらした」と話しました。

　李首相はその報告で「『インターネット＋』プランと国家ビッグデータ戦略を深耕し、『中国製造(メード・イン・チャイナ)2025（中国製造業10ヵ年計画）』を全面展開したほか、大衆による起業とイノベーションの政策措置の徹底と充実化をはかった。2030年に向けた科学技術イノベーション重要プロジェクトを立ち上げ、北京と上海が世界的影響力をもつ科学技術イノベーションセンターを創設するのをサポートし、国家セルフイノベーションモデルゾーンを新たに6ヵ所設立した。国内の有効特許保有数が100万を突破し、技術市場の取引高も1兆元を上回った。科学技術の進歩の経済成長への寄与率が56.2％に上昇し、国家発展を支えるイノベーションの力が著しく増強された」と語りました。（ミン・イヒョウ　む）