李克強首相は5日、全人代開幕式で政府活動報告を行い、「この1年、中国の特色ある大国外交が著しい成果をあげた」と強調しました。

　李首相はまた、報告の中で「習近平主席をはじめとする指導部の面々は多くの国々を歴訪し、アジア太平洋経済協力（APEC）非公式首脳会議、上海協力機構（SCO）首脳会議、ブリックス（BRICS）首脳会議、核セキュリティ・サミット、国連総会の一連のハイレベル会合、アジア欧州会議（ASEM）首脳会合、東アジアサミット（EAS）・関連会議（ASEAN+1、ASEAN+3等）など重要な会合に出席した。瀾滄江・メコン川協力初の首脳会合の開催で成功をおさめた。主要大国との協調・協力が強化され、周辺諸国との全面的協力も引き続き進められ、発展途上国との友好協力も絶えず深まり、国連などの国際機関との関係もさらに密接なものとなった。グローバル・ガバナンス体系の改革・改善を積極的に促進した。『パリ協定』の発効を後押しした。経済外交、人材交流と文化交流で数多くの成果をあげた。国の領土主権と海洋権益を断固として守った。中国は責任ある大国として、国際的・地域的な取り組みにおいて建設的役割を果たし、世界の平和と発展に重要な貢献をした」と強調しました。（藍、む）