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「大都市病」解決のために「京津冀」一体化計画

2017-03-01 09:18:20     cri    

北京都市副センターの建設は、京津冀協同発展の重要プロジェクトの1つだ。図は北京通州都市副センターの将来の計画図

 過去3年間でこの戦略は段階的成果を得た。北京、天津、河北省は中国初の省・市を跨ぐ五カ年計画を発表、実施し、京津冀空間計画を完成しただけでなく、京津冀の交通、環境、産業など12の特別計画及び一連の政策意見を相次いで打ち出し、京津冀の一体化計画、建設、発展を推進した。

 産業の一体化は北京の非首都機能を秩序良く解消し、京津冀協同発展を後押しする実体的内容と重要な支えだ。過去3年間に北京、天津、河北省は重大な産業プロジェクトを実施し、2016年には目に見える成果を挙げた。北京の経済成長率は6.7%に達し、サービス業が地域生産総額に占める割合は80.3%に達した。天津の経済成長率は9%に達し、引き続き全国上位に並ぶ。河北省の経済成長率は6.8%に達した。

 京津冀地区都市間鉄道計画が承認されたことで、2030年には総延長3400キロの都市間鉄道網がほぼ形成され、京津冀1時間交通圏及び30分通勤圏がほぼ形成され、市・省を跨ぐ通勤が現実のものとなる見込みだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年2月28日

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