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韓国国防省、ロッテとTHAAD配備用地の交換契約を締結

2017-02-28 14:56:05     cri    

 韓国国防省は28日、米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備について、ロッテグループと正式に用地交換契約を締結したと発表しました。

 韓国のメディア・聨合ニュースの報道によりますと、この日締結した契約によって、国防省は京畿道(キョンギド)南楊州(ナミャンジュ)市にある6万7千平方メートル規模の国有地を、ロッテが所有する南東部の慶尚北道(キョンサンブクド)星州郡(ソンジュぐん)にある148万平方メートル規模のゴルフ場と交換し、それをTHAAD配置用地にするということです。

 また、韓国国防省は、今年の5月から7月までの間にTHAAD配備を完成する見通しで、その後、在韓米軍地位協定(SOFA)によって、米軍に土地を譲渡し、設計や環境影響評価、施設工事などのプロセスを進めていくとのことです。

 これを受けて、「THAAD韓国配備阻止全国行動」などの7つの市民団体は国防省の前で記者会見をした後にデモを行い、配備に強く反対すると訴えました。また、国防省の今回の行動について、星州郡と金泉(キムチョン)市の市民は、ソウル行政裁判所に行政訴訟を提起すると表明しています。(藍、星)

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