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環遊日本―中国人観光客写真コンテスト 北京で授賞式

2017-02-22 19:40:05     cri    

 「環遊日本 訪日中国人観光写真動画コンテスト」の授賞式が2月22日、北京で開催されました。式典には在中国日本国大使館の横井裕大使、元駐大阪中国大使級総領事の王泰平氏、人民網の余清楚総編集長、日本政府観光局(JNTO)の伊藤聡次長をはじめ、中日双方の関係者100人余りが出席しました。

 横井大使は挨拶で、「今回のコンテストのような意義深い活動の継続に対し、関係者に感謝を申し上げたい。受賞者のみなさんが日本を訪問し、日本の自然や文化から素晴らしい作品を作られたことを大変嬉しく思う。作品はどれも、われわれ日本人が気付かないような視点で日本の風景を切り取っており、私自身にとっても日本の魅力を再発見するよい企画だった」と述べた上で、「昨年は過去最高となった640万人の中国人観光客が日本を訪れた。今回のコンテストに寄せられた6000点の作品の出品者は、それぞれが640万人の中の1人だ。しかし、日本で素晴らしい写真や動画を撮影し、それを多くの人々に伝えた行いは、両国の相互理解にとって何十人分、何百人分の働きに相当する。受賞者のみなさんには、これからもできるだけ多く日本を訪問し、素晴らしい作品を通じて日本の魅力を発信することで、日中友好のかけはしとしての働きをさらに深めてほしい」と表し、「日中国交正常化45周年という、記念すべき節目の年を迎え、新しい日中関係の構築に全力を尽くして行きたい」と述べました。

 これに対して、元駐大阪中国大使級総領事の王泰平氏は「中日国交正常化45周年という記念すべき節目に、日本からもさらに多くの方々に中国を訪問してほしい。両国国民の交流を新たなレベルに高めていきたい」と表明しました。

 会場には日本の福田康夫元首相からメッセージが寄せられました。福田元首相はコンテストについて「日中両国の国民の友好の絆が毎年深まっていることの証として考えている。今後もこうした草の根レベルでの交流がますます発展し、広がっていくことを期待する」として、コンテストの継続的な開催に期待を示しました。

 この「環遊日本 訪日中国人観光写真動画コンテスト」は2010年に始まりました。第5回となる今回は昨年8月にスタートし、6ヶ月の募集期間中に投稿された写真・動画作品から、それぞれ7作品ずつ、計14作品が選出されました。(取材:趙雲莎 写真提供:人民網)


写真の部 最優秀賞の作品


写真の部 一等賞の作品

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