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シンガポール 日本占領時代の展示会が名称を変更

2017-02-20 14:56:00     cri    

 シンガポールのヤーコブ・イブラヒム情報通信相は17日、声明を発表し、15日に一般公開した「昭南展示会:戦争とその遺産」を「日本占領下の時代:戦争とその遺産」に変更すると発表しました。

 ヤーコブ・イブラヒム情報通信相は声明で、「この二日間、多くの各民族の同胞から、お便りをいただいた。これらを通じて、展示会に関する皆さんの見方などを十分理解することができた。それに基づき、本件について検討し、展示会の名称について、『日本占領下の時代:戦争とその遺産』への変更を決めた」と述べました。さらに、「展示会を開催するのは、シンガポールの日本占領時代における痛ましい歴史を記録するためであり、やっと手にした平和と安定を慈しみ、尊い国家主権を共に守っていくよう、国民に喚起していきたい」と強調しました。

 昭南展示会の名称は、第二次世界大戦中、旧日本軍がシンガポールを占領した際、シンガポールは「昭南島」と名称変更されていたことから起用されたものでしたが、展示会開始後、一部国民やメディアが「歴史的経過から見てもその名称は相応しくない」とする意見を相次ぎ発表、今回、名称の変更が決定されたものです。(朱、む)

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