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パキスタン南部シンド州セーワンにあるイスラム教の聖廟で16日夜、自爆攻撃があり、少なくとも72人が死亡、200人余りが負傷したことが分かりました。
地元警察幹部によりますと、自爆犯は信者の中にまぎれて聖廟に入り込み、直後に爆弾を起爆したということです。聖廟には当時、500人から800人の信者がいたとされ、現在、事件現場は警察により封鎖されています。
今回のテロについて、過激派組織「イスラム国」がすでに犯行声明を出しています。
パキスタンのシャリーフ首相はテロ事件を強く非難し、全力を挙げて負傷者の救援を行うよう現地衛生部門に指示しました。
また、国連のグテーレス事務総長は同日、報道官を通じて声明を発表し、テロを強く非難した上で、「事件に関わった者を一刻も早く法の裁きにかけられるよう促す。国連は、パキスタン政府による人権に関する国際的な決め事を十分に尊重した上でのテロ撲滅を支持する」と語りました。 (怡康、謙)
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