米国のスパイサー大統領報道官は現地時間9日の定例記者会見で、「トランプ大統領は米中関係の重要性を理解し、前向きな関係発展を望んでいる」と表明しました。
スパイサー報道官は「米中関係において、米国が重要視するのは、経済、安全保障など分野での利益だ」と述べ、中国進出への意欲を見せる米国企業の例を挙げました。
また、これに先立ち大統領府は8日夜に声明を発表し、トランプ大統領が同日、習近平国家主席に書簡を送り、習主席と中国国民に元宵節(旧暦1月15日、今年は2月11日)のお祝いを述べ、中国との建設的な関係発展に期待を示したことを明らかにしました。
一方、中国外務省の陸慷報道官は9日の定例記者会見で、トランプ大統領から書簡を受け取ったことを表明し、これを高く評価する中国政府の姿勢を示しました。さらに、「中国は米国と共に、衝衝突せず、対抗せず、互いに尊重し、協力するという原則にのっとって協力を拡大し、意見の不一致を調整し、中米関係の健全で安定した、さらなる発展を推し進めていきたい」と述べました。(Mou、謙)
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