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歌舞伎、3月に10年ぶりの訪中公演

2017-02-08 12:57:18     cri    

 中日国交正常化45周年を記念する「松竹大歌舞伎 北京公演」が3月18日から始まります。日本の伝統芸能である古典歌舞伎の10年ぶりの訪中公演として注目されています。

 7日に東京で開かれた記者発表会には、日本駐在の程永華中国大使、日本の萩生田光一官房副長官および今回の訪中公演に参加する歌舞伎俳優たちが出席しました。

 程大使は、「大歌舞伎の訪中公演には長い歴史がある。1955年の初公演が大きな反響を呼ぶと、その後、松竹大歌舞伎をはじめとする多くの代表団が中国公演を行い、両国民の相互理解を促し、文化交流に積極的な役割を果たした」と高く評価しました。さらに、「去年、習近平主席と安倍晋三首相が会談で、2017年の中日国交正常化45周年、また2018年の中日平和友好条約締結40周年という節目を迎えるにあたって、両国関係を前向きに発展させることで合意した。中でも、文化交流は掛け替えのない役割を果たしており、国民感情の促進や人的交流と文化交流の深化、中日関係の全面的な発展にプラスのエネルギーをもたらすだろう」と期待を寄せました。

 これに対し、萩生田官房副長官は、様々な文化交流を通じた両国民の相互信頼と理解の促進に期待を示しました。

 歌舞伎俳優の中村鴈治郎氏は10年前の北京公演を振り返り、「再び訪中公演を行えることを楽しみにしている。両国関係の改善につながれば」と述べ、「今、日本を訪れる中国人観光客は大勢いるが、歌舞伎を観に来る人はとても少ない。今回の公演を通じて、より多くの中国の人々に歌舞伎の魅力を堪能してもらいたい」と期待を語りました。(Lin、謙)

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