唐仁健中央農村業務指導班副班長兼弁公室主任は6日、国務院報道弁公室の記者会見で、「農業のサプライサイド構造改革において、最も際立っており、かつ最も重要なのはグリーン、安全と安心だ。農業の構造改革には多くの課題があるが、ここをしっかりと押さえなければ、成功はおぼつかないだろう」と語りました。
中国政府は5日夜、中央1号文書として、『中国共産党中央委員会と国務院による農業のサプライサイド改革の推進による農業農村の発展の為の新たなダイナミクス育成の加速に関する若干の意見』を公布、その中で、「クオリティ主導による農業振興」をキーワードとして強調しています。唐主任は「今、国民の食品安全に対する関心度が最も高く、最も際立っている。農業のグリーンな発展、クオリティ主導による農業振興は、他分野や他産業よりも切迫したものであり、何にも優先して解決に道筋をつけなければならない」と強調、この問題の解決に向け、①農業発展の方向転換にむけた強いシグナルの発信、②農業の標準化戦略の全国的実施、③グリーンな生産方法の推進と普及、④農産品の品質と食品安全への監督、管理体制の健全化等、4つの具体的施策を示しました。(Yan、む)