中国駐マレーシア・コタキナバル領事館が29日に明らかにしたところによりますと、中国人観光客約20人を乗せた客船が28日、コタキナバル からサバ州の観光地ムンガルム島に向かう途中、連絡の取れない状態となったということです。

　マレーシア海事局は、31人の乗客・乗務員のうち28人が中国人であるとしていますが、中国駐コタキナバル領事館がパスポート情報を照会した結果、身分確認ができたのは18人だけであったとのことです。

　現在、マレーシア王室海軍と海上警備局からなる捜索隊が、関連海域で捜索活動を行っています。（洋、む）