中国共産党中央委員会と国務院は26日午前、北京の人民大会堂で春節を迎える新年の集いを開き、習近平国家主席、李克強首相ら国家指導者をはじめとする各界の著名人2000人以上が一堂に会し、新年の訪れを祝いました。

　習主席は、中国共産党中央委員会と国務院を代表して、各民族の国民、香港とマカオ特別行政区および台湾の同胞、海外に住む同胞らに春節の寿ぎを伝えました。

　習主席は「2016年には、経済成長において世界の上位を維持し、貧困撲滅策も奏功し、国民生活も改善を重ね、改革開放も更なる成果を収めるなど、国民経済と社会の発展の為の『第13次五カ年計画』が華々しく始まりを告げた。そして2017年、中国共産党は第19回全国代表大会を開き、中国の特色ある社会主義事業のための新たな計画を定めようとしている。我々中華民族は常に真心と大義を重視してきた。"故郷で新年を迎えよう"というひとことは、何億の中国人が最も温かみを感ずる心の拠り所だ。社会がハイペースで発展し、人々が生計のために奔走する今日、故郷を遥かに離れた場所にあっても、人の世に真心があることを忘れてはならない。真心を忘れず、真心を乱さないとは、他人に誠実に接することであり、何事にも光明磊落であるということだ。日々の忙しさの中にあっても、真心を忘れ去ってはならない。全党、全軍、全国民は、中国共産党の指導の下、引き続き小康社会を目標として歩みを進め、中華民族の偉大な復興とという夢に向かって歩みを進め、人類の運命共同体を築くという麗しいビジョンに向かって進み、この広大な国土に、13億人を超える中国の国民が奮闘する偉大な歴史の新たな一ページを記していこう」と参加者らに呼びかけました。（ジョウ、む）