ウィノン局長によりますと、これまでジュネーブを訪れた中国人観光客の客層が主に北京、上海などの大都市に集中していたことから、今後はマーケティング対象を中小都市へと広げ、より多くの中国人観光客をジュネーブなどの地方都市に誘致していく考えを示しています。
ウィノン局長は「スイスはより多くの中国の都市にスイスビザを発給する機関を設置する。観光年のローンチ以降は、双方はビザ申請に関する一連の利便化措置を講じていく」と明らかにしました。
また、ウィノン局長は「観光業は第2次世界大戦後、世界で持続的な成長の勢いを保つ数少ない産業の一つだ。スイスの観光業にとって、中国は非常に重要な市場になっている。現在、スイスを訪れる観光客全体に占める中国人の観光客数は5位にとどまっているが、伸び代は極めて大きい」と述べました。
スイス政府観光局の責任者は、「中国人観光客に日増しに多様化するニーズに応えるため、スイスは新商品の開発に力をいれている」とし、2017年には、中国市場向けにユングフラウ、レマン湖、ルツェルン湖などの有名なウインターリゾートスポットをPRし、スキーマニアの需要に応えていく考えを示しています。(殷、む)
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