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習主席、ローザンヌでIOCバッハ会長と会談

2017-01-18 21:01:53     cri    

 習近平国家主席が18日、スイスのローザンヌにあるオリンピック・ミュージアムで国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談を行いました。

 習主席と彭麗媛夫人を乗せた車がオリンピック・ミュージアムに到着すると、バッハ会長夫妻がIOCの高官らと車まで出迎えました。その後、習主席夫妻はバッハ会長夫妻と共に、近代オリンピックスポーツの呼びかけ人であるクーベルタン男爵の彫刻をバックに記念撮影を行いました。

 習主席は「これまでの長期にわたって、IOCやバッハ会長、ロゲ名誉会長がオリンピック・ムーブメントの健全な発展のために重要な貢献をし、中国のスポーツ事業にも大きな支援を提供してくれた。このことに対して賞賛の意を表する。中国はオリンピック・ムーブメントを断固として支持し、これに積極的に参加する。北京は今、夏季オリンピック大会の開催経験を持つ都市としては世界初となる、冬季オリンピック大会の開催準備を進めている。これは中国の貢献である。北京冬季オリンピックの準備と運営は今後数年間、中国にとっての重要なミッションになる。我々はグリーン、シェア、オープン、クリーンの原則に基づいて大会の運営に努めて行く。中国はIOCと共に、北京冬季オリンピックを見事かつ非凡な、卓越した大会にしていきたい」と語りました。

 その上で、「中国のオリンピックスポーツは発展の勢いが目覚ましい。私たちは北京冬季オリンピックをきっかけに、競技スポーツをより良く、より早く、より高く、より強くしていきたい。それと同時に、大衆スポーツを大々的に発展させ、全員参加による全国民の健康づくりに励み、それを踏まえた上で小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的な実現を目指す。また、冬季北京オリンピックの成功は中国と『一帯一路』沿線地域の経済成長の推進や、地域の平和と安定にも役に立つ。IOCには、今後も中国のスポーツ事業の発展を支持するよう望んでいる」と話しました。

 これを受け、バッハ会長は「習近平主席と夫人のIOC訪問を熱烈に歓迎する。今回の訪問は歴史的な訪問となる。IOCは国際社会と共に、中国の改革と発展を極めて関心を持って注視しており、中国が政治、経済、文化、スポーツなどの分野でより大きな発展を成し遂げられると信じている」とした上で、続けて「国際社会は2022年の北京冬季オリンピックに期待している。IOCは北京冬季オリンピック組織委員会と共に努力し、準備作業をしっかり行い、見事な大会が開催できるよう確保し、中国国民の『中国の夢』の実現に役立っていきたい」と表明しました。

 会談後、習主席夫妻はバッハ会長夫妻の同伴で、オリンピック・ミュージアムを見学しました。(Yan、謙)

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