それによりますと、3カ国は「シリアで長期的な停戦と安定を実現させ、国連のリストにあるテロ組織へ引き続き打撃を与えることを保障し、シリア危機の政治的な調停プロセスに必要となる推進力を提供することが、アスタナ和平交渉の使命である」と意見が一致したということです。

　ロシア外務省は、また、ロシアとイランはこの日、アスタナ和平交渉を前に密接な対話を保っていくことで意見が一致したと明らかにしました。

　これに先立って、ロシアのザハロワ報道官は12日、「アスタナで1月23日にシリア和平交渉が行われることを望んでいる。この交渉は、シリアが平和に向かって歩む新しい一里塚となるべきで、各側は建設的な活動に取り組み、ジュネーブ政治プロセスの回復に原動力を提供していく必要がある」と述べました。（藍、謙）