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このほど米国通商代表部(USTR)は、2016年度の中国による世界貿易機関(WTO)への約束履行状況の報告書を米国国会に提出しました。報告書では、中国はWTOに加入してから15年が経つが、依然として約束を履行していないとしています。これに対し、中国商務省の孫継文報道官は12日、報告書を認めないとした上で、「中国はこの報告書に注目している。報告書の中では、中米間の貿易摩擦と投資問題及びそれを引き起こした原因について異なった見解が存在し、中国はこれに遺憾の意を示す。中米両国の貿易関係は双方が共に努力し、プラスエネルギーを注入することが必要である」と指摘しました。
また、孫報道官はこのほど開かれた中日韓自由貿易協定(FTA)交渉の第11回交渉会合について説明しました。孫報道官は、「先日閉幕した中日韓FTA交渉の第11回会合では、一定の進展を得た。3カ国は貨物貿易、サービス貿易、投資規則などについて深く意見を交わした。中国はFTA交渉を高く重視し、日本、韓国と共に努力して、意見の行き違いを補っていく。また、指導者の共通認識を実行に移して、最終としては全面的でハイレベルかつ互恵的なFTA協定に達したい」と話しました。(RYU、星)
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