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挨拶に立つ程永華大使
第11回名古屋中国春節祭が、7日から開催されています。3日間に亘って開かれる祭りの期間中、12万人が訪れ、中国の伝統的な祝日・春節の雰囲気を体験します。また、日本在住の各地の華僑華人のリーダー達は7日、日本華僑華人中国春節祭連合会の設立を発表し、春節のPRと春節祭の規範化を目標としています。
日本華僑華人中国春節祭連合会の設立式典に出席した日本駐在の程永華中国大使は挨拶に立ち、「中国と日本の関係は、今徐々に改善に向かうところで、それと同時に敏感で複雑な一面もある。今年は中国と日本の国交正常化45周年、来年は中日平和条約締結40周年という重要な節目にあたる。両国関係はさらに改善、発展する重要なチャンスを迎えている。この過程においては、両国社会各界の積極的な支援と参加が必要であり、両国各界の方々の努力により、日本各地の春節祭に代表される中日両国の人的交流、文化交流が大いに異彩を放ち、両国関係のために、新たな貢献をするよう心から期待している」と述べました。
また、愛知県の大村秀章知事は中国語で祝福の言葉を述べた後、「このたび、日本華僑華人中国春節祭連合会が成立された。この名古屋モデルをどんどん全国に広げて頂きたい」とした上で、「今年は、日中国交正常化45周年という節目の年で、皆様と、両国の友好の輪をさらに広げていきたい」としました。
式典に出席した本村伸子国会議員は、インタビューに答え、「一人一人の交流が信頼を深めていくことに繋がるので、こういう交流がとても大切だと思う。私は日本人の一人で、過去の戦争について反省しながら、未来に向かって、信頼関係をしっかりとしていくことが大切だと思う」と述べました。(取材:東京支局特派員 朱曼君)
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