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パレスチナ 米大使館のエルサレム移転を批判

2017-01-07 13:36:26     cri    

 パレスチナのアッバース大統領は6日、「もし米国が在イスラエル米国大使館を現在のテルアビブからエルサレムに移したならば、和平プロセスは困難に陥るだろう」と、批判しました。

 アッバース大統領は、「エルサレムの立場を変えようとする、いかなる主張と態度表明も受け入れることはできない。越えてはならない『レッドライン』だ」と、強硬な姿勢を示しました。

 米国のトランプ次期大統領は、大統領選の中で、「エルサレムをイスラエルの分割できない首都にする」と発言しており、当選後は、大使館のエルサレムへの移転を主張するフリードマン氏を在イスラエル大使に指名しています。

 かねてよりパレスチナ・イスラエル問題の核心となっているのが、エルサレムの主権と帰属についてです。国連が1947年に採択したパレスチナ分割決議案により、エルサレムは国際化都市として、国連の管理下に置かれることが定められています。(朱、謙)

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