こうしたことから、中国企業家信頼感指数が3四半期連続で上昇したことが分かります。そのうち、マクロ経済景気指数は27.8で、第3四半期より2.6ポイント上昇しました。52％の企業家は「マクロ経済は正常だ」とする一方、「マクロ経済は冷え込んでいる」とみている企業家も46.2％を占めています。

　このほか、製品の販売価格や原材料買入れ価格、受注数、資金繰り、売掛金の回収など各項目のサブ指数もいずれも第3四半期と前年同期より上昇しました。

　中国人民銀行は同日「2016年第4四半期銀行家アンケート調査報告」も発表しました。それによりますと、マクロ経済に対する銀行家の見方は楽観的で、マクロ経済景気指数は26.9で第3四半期より3.9ポイント多く、マクロ経済に対する銀行家信頼感指数は第3四半期より7.2ポイント多い53.7となりました。（ZHL、Kokusei）