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独メディア、戦争犯行の正視と謝罪を日本に呼びかけ

2016-12-28 13:44:52     cri    
 日本の安倍晋三首相がこのほど真珠湾を訪問したことを受けて、ドイツの主流メディアは現地時間27日、「日本は他国への戦争暴行を素直に正視し、誠実に謝罪すべきだ。そうでなければ、和解は実現できないだろう」と報じました。

 ドイツ国営ラジオ局DLFは27日にオフィシャルサイトで、『日本はチャンスを逃した』と題するドイツ国営第一放送(ARDドイツテレビ)東京特派員エドマン氏の文章を掲載し、「安倍首相は真珠湾を訪れたものの、自国の犯した残虐な罪について謝罪することは期待できない」としました。

 さらに、「1941年の真珠湾事件の前夜にしても今日にしても、日本は自らのことを戦争の加害者ではなく、戦争の被害者としか見ていない。これこそ問題の根本である。日本にとって、正視しなければならない歴史は真珠湾どころか、それよりはるかに残虐な暴行と罪にある」としました。

 エドマン氏は文章で南京大虐殺のことを例に挙げ、「1937年、旧日本軍はこの町を血まみれの地獄にしたが、日本の教科書では南京大虐殺のような暴行について一つも触れなかった。そのため、多くの日本人が自国の苦難しか知らず、他国に侵した罪を知らないのだ。自らの罪を認めてこそ、初めて和解が実現できるだろう」としました。

 また、安倍首相の真珠湾訪問について、『南ドイツ新聞』は27日の記事で、「安倍氏がシャトル外交に駆けつけた理由は、訪問そのものによる成果ではなく、マスメディアの報道による存在感を求めるためだ」とし、「もし安倍氏は戦後の影を消そうと本当に願っていれば、あの戦争で日本から被害を受けたその他の被害者側にも反省の態度を明らかにしなければならない」としました。(Lin、星)

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