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露、米国の反テロ政策を批判

2016-12-28 13:42:45     cri    
 ロシア外務省のザハロワ報道官は27日、アメリカでこのほど可決された2017会計年度国防予算案について、「テロ取締りにおけるアメリカの選択的立場はよこしまなものだ」と批判しました。

 ザハロワ報道官がロシア外務省の公式サイトで発表したコメントによると、「アメリカ側の行動はすべて自国の安全と利益を軸とし、アフガニスタンやシリアでの反テロ行動はとりわけだ。このような選択的な立場は最初からよこしまなものだ」と明らかにしました。

 また、アメリカの弾道ミサイル防衛システムについては、「アメリカは一貫して、『イランと朝鮮による核脅威』を口実に、グローバル弾道ミサイル防衛システムを配備しようとしている。しかし実際には、ロシアとの核勢力におけるバランス崩壊を企て、戦略的に一方的な核優位性を図ろうとしている」との考えを示しました。

 さらにザハロワ報道官は、アメリカが世界規模で提唱している「アメリカ式民主主義」を批判し、「人権を口実に他国政府に圧力を加え、NATO(北大西洋条約機構)の同盟国とともに軍事力をアピールし、NATOの勢力線をロシアの国境付近に押し付けて、ウクライナ危機を口実にロシアとの軍事接触を拒絶した」と訴えました。(Lin、星)

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